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【BodyChance】ブックコース申込み開始のお知らせ

4月
06

【BodyChance】ブックコース申込み開始のお知らせ

プロコース トレーニーのみなさま

桜が今年は早々と終わり、新年度もスタートから一週間が過ぎました。

新しい体制にも慣れてきて、ゴールデン・ウィークまでは仕事の期間というところでしょうか。

みなさんは、いかがお過ごしですか。

今年度の前期ブックコースが、5月30日(水)から始まります。

受付を開始しますので、この機会にぜひアレクサンダー自身の著書にじっくり取り組み、彼の考え方の根本に触れてみてください。(今回開講の4つの講座と、このブックコースで学べる4冊の本の概要については、このメールの末尾をご覧ください。)

 
申込締切:5月10日(木)

※締切り厳守

最低人数が揃い次第、「開講」の連絡を行います。連絡を受け取った後、5月15日(火)までに受講料をお振込みください(期限までに、振込が無い場合には、申込み取り消しになります)

申込み時に既に開講人数が揃っていれば、申込み受付とともに、振込みの連絡もさせていただきます。 また、入金確認後はテキストをお渡しできますので、ぜひ早めにテキストを受け取り、お読みください。

ゴールデン・ウィーク中は、BodyChanceのオフィスが休みになりますので、できましたら、4月中の申込みをお願いします。

なお、プロコースのトレーニは、2冊(4単位)を修了することが卒業要件の1つになっています、最低2年はかかりますので、計画的に進めてください。(後期は11月の開始になります。)

 
■費用
1コース:19,980円
(税込。本体価格は18,500円、本体価格適正化のため今までの価格から、若干変更になりました。)

■申込み
  オフィス (office@bodychance.jp) までメールにてお申込みください。

■申込み時は以下の書式に合わせてお願いします。

件名:2018年度前期ブックコース申し込み
(1)お名前:
(2)参加するブックコース:
   (略称で、EOT、UOS, UCL前半、MSI後半 となります。いずれかをお書き下さい。)
(3)テキスト送付先住所:
(4)ブックコースに使用するE-mail

開講・閉講の連絡は、遅くとも5月12日(土)までには、行います。もしそれまでに開講・閉講の連絡がない場合には、お手数ですがオフィスまでご連絡を願いします。
 

今回開講のブックコースは、次の4つです。

 ①「テクニークの進化」(略称 EOT Evolution of a Technique)

   「自分の使い方(The Use of the Self)」の第1章を学びます。

   ブックコースが始めての方は、必ず最初にこのクラスに参加してください。

 
 ②「自分の使い方」(略称 UOS The Use of the Self)

    EOTを終了した方は、このコースになります。「自分の使い方(The Use of the Self)」の第1章以外を学びます。

   このコースを終了した後に、他の3冊に進むことができます。

 

 ③「生きている上で変わらないこと」 UCL前半

            The Universal Constant in Living

 

 ④「人が受け継いでいる最高のもの」 MSI後半 

            Man’s supreme inheritance

    前半からの継続になります。前半を既に受講された方のみが参加できます。

 

                  BodyChanceディレクター 石田 康裕

 

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◎アレクサンダーの4冊の著作の概要

(1)「人が受け継いでいる最高のもの」 MSI 

            Man’s supreme inheritance

 1910年(アレクサンダーは41歳)に出版されました(ただし、現在のような形になったのは1918年です)。彼の最初の著作であるこの本は、とても野心的です。自分が作ったテクニークが、人間の進歩にいかに有効かについての彼の確信が書かれていて、読む人に未来に対する希望を抱かせ、アメリカではかなり売れました。立つこと、歩くことや、呼吸についての具体的な記述もあります。アレクサンダーが主張し続けた「意識的コントロール」ということについて、彼がなぜ必要と考えたかについて、とてもよくわかります。自分の可能性を信じられるようになることでしょう。

 

(2)「個人の建設的で意識的なコントロール」 CCC

    Constructive Conscious Control of the Individual)

  1923年(アレクサンダー54歳)に出版されたアレクサンダーの2冊目の本です。テクニークの全体を体系的にまとめたもので、彼は4冊の本の中で、この本を最も重要と考えていました。

 この本の執筆にあたっては、世界的な哲学者ジョン・デューイが大きく関わっています。当時、1年のうち半分をアメリカに滞在することにしていたアレクサンダーは、その内容をデューイに詳細に確認してもらっています。

 「ハンズ オン バック オブ ザ チェア」の詳しい記述もあります。アレクサンダーは、「ハンズ  オン バック オブ ザチェア」を特許にしようと思ったのですが、それができなかったので、この本に詳細に書くことにより、著作権で守られるようにしたそうです。

 

(3)「自分の使い方」 UOS The Use of the Self

1932年(アレクサンダー63歳)に出版された3冊目の本です。第1章「テクニークの進化」は、アレクサンダーがどのようにテクニークを見出していったかを書いています。「インヒビション」や「ディレクション」など、アレクサンダー・テクニークでの基本的な用語の始まりを知ることができます。彼は、この内容があれば、もし直接の後継者がいなくなっても、誰かがその内容を再発見してくれるとも思っていました。この本の出版前年の1931年に、アレクサンダーは、テクニークを教えるための先生を養成する学校を作りました。一期生には、ジェレミーの先生で、ボディチャンスメソッドの創始者といえるマージョリー・バースト―がいました。

 

④「生きている上で変わらないこと」 UCL The Universal Constant in Living

 1941年(アレクサンダー72歳)出版のアレクサンダーの最後の著作です。アレクサンダーは、この本の序文に「前著「自分の使い方」を書き終えたとき、それまでの2冊と合わせて3冊の本があることで十分だと思ったが、誤解がまだあり、理解が充分にされていないことが分かったのでこの本を書くことにした。」と述べています。また「「自分の使い方」の出版の後、テクニークに科学的説明を与える生物学や生理学の分野の発見があった」ので、それについても触れました。

 それまでの本と異なり、テクニークの具体的な記述は余りありませんが、アレクサンダー・テクニークがなぜ必要かをさまざまな人間の特性から考えさせてくれます。