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【BodyChance】ブックコース申込を受付けます(申込締切5月8日)

4月
03

【BodyChance】ブックコース申込を受付けます(申込締切5月8日)

プロコース トレーニーの皆様

桜が、東京では満開を迎えたそうですが、ようやく本当に春という感じがしてきました。
新しい年度が始まり、環境が変わった方も多い事と思います。

新年度のブックコースが、5月24日(水)から始まります。
アレクサンダーの著著は、新しい視点を与えてくれますので、まだ、参加されていない方は、
ぜひこの機会に参加を御検討下さい。
今回のEOTのモデレータは、久しぶりに康裕が担当します。
(プロコースのトレーニは、2冊(4単位)を修了することが卒業要件の1つになっています。)

また、既に参加されている方も、ぜひ引き続きコースにご参加ください。
難解な部分がありますが、アレクサンダーの考え方に繰り返し触れることで、より理解が深まります。

申し込み締め切りは、5月8日(月)で、締め切り厳守となります。
遅れないようにオフィス (office@bodychance.jp)  までメールにてお申込みください。
費用は1コース19、800円(税込)です。
 (次期は、11月開始になります。)

(申込みメールの内容)
件名:2017年度前期ブックコース申し込み
(1)お名前:
(2)参加するブックコース:
   (略称で、EOT、UOS,CCC前半,UCL後半 となります。いずれかをお書き下さい。)
(3)テキスト送付先住所:
(4)ブックコースに使用するE-mail

お申し込み後、開講が決まりましたら連絡させていただきます。その後で入金をお願いします。5月12日(金)までに閉講の場合も含めて、メールを差しあげますので、開講・閉講の連絡がない場合には、お手数ですがオフィスまでご連絡を願いします。

今回のブックコースは、次の4つです。
 ?「テクニークの進化」(略称 EOT Evolution of a Technique)
   「自分の使い方(The Use of the Self)」の第1章を学びます。
   ブックコースが始めての方は、必ず最初にこのクラスに参加してください。
 ?「自分の使い方」(略称 UOS The Use of the Self)
EOTを終了した方は、このコースになります。「自分の使い方(The Use of the Self)」の第1章以外を学びます。    このコースを終了した後に、他の3冊に進むことができます。
 ?「個人の建設的で意識的なコントロール」 CCC前半
Constructive Conscious Control of the Individual
 ?「生きている上で変わらないこと」 UCL後半
The Universal Constant in Living
   前半からの継続になります。前半を既に受講された方のみが参加できます。
 
                            BodyChanceディレクター 石田 康裕

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◎アレクサンダーの4冊の著作の概要
(1)「人が受け継いでいる最高のもの」 MSI 
Man’s supreme inheritance
 1910年(アレクサンダーは41歳)に出版されました(ただし、現在のような形になったのは1918年です)。彼の最初の著作であるこの本は、とても野心的です。自分が作ったテクニークが、人間の進歩にいかに有効かについての彼の確信が書かれていて、読む人に未来に対する希望を抱かせ、アメリカではかなり売れました。立つこと、歩くことや、呼吸についての具体的な記述もあります。アレクサンダーが主張し続けた「意識的コントロール」ということについて、彼がなぜ必要と考えたかについて、とてもよくわかります。自分の可能性を信じられるようになることでしょう。

(2)「個人の建設的で意識的なコントロール」 CCC
Constructive Conscious Control of the Individual)
 1923年(アレクサンダー54歳)に出版されたアレクサンダーの2冊目の本です。テクニークの全体を体系的にまとめたもので、彼は4冊の本の中で、この本を最も重要と考えていました。
 この本の執筆にあたっては、世界的な哲学者ジョン・デューイが大きく関わっています。当時、1年のうち半分をアメリカに滞在することにしていたアレクサンダーは、その内容をデューイに詳細に確認してもらっています。
「ハンズ オン バック オブ ザ チェア」の詳しい記述もあります。アレクサンダーは、「ハンズ オン バック オブ ザチェア」を特許にしようと思ったのですが、それができなかったので、この本に詳細に書くことにより、著作権で守られるようにしたそうです。

(3)「自分の使い方」 UOS The Use of the Self
1932年(アレクサンダー63歳)に出版された3冊目の本です。第1章「テクニークの進化」は、アレクサンダーがどのようにテクニークを見出していったかを書いています。「インヒビション」や「ディレクション」など、アレクサンダー・テクニークでの基本的な用語の始まりを知ることができます。彼は、この内容があれば、もし直接の後継者がいなくなっても、誰かがその内容を再発見してくれるとも思っていました。この本の出版前年の1931年に、アレクサンダーは、テクニークを教えるための先生を養成する学校を作りました。一期生には、ジェレミーの先生で、ボディチャンスメソッドの創始者といえるマージョリー・バースト―がいました。

?「生きている上で変わらないこと」 UCL The Universal Constant in Living
 1941年(アレクサンダー72歳)出版のアレクサンダーの最後の著作です。アレクサンダーは、この本の序文に「前著「自分の使い方」を書き終えたとき、それまでの2冊と合わせて3冊の本があることで十分だと思ったが、誤解がまだあり、理解が充分にされていないことが分かったのでこの本を書くことにした。」と述べています。また「「自分の使い方」の出版の後、テクニークに科学的説明を与える生物学や生理学の分野の発見があった」ので、それについても触れました。  それまでの本と異なり、テクニークの具体的な記述は余りありませんが、アレクサンダー・テクニークがなぜ必要かをさまざまな人間の特性から考えさせてくれます。